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放射線科のご紹介

放射線科のご紹介

放射線科は、2名の診療放射線技師(男性1名、女性1名)で構成され、安全、的確に最良の撮影方法を選択して診断、治療に役立つ画像を提供する部門です。
また、患者さまに安心かつ安全な医療を提供できるよう、被ばくの低減や検査中の事故防止、検査時間の短縮にも取り組んでいます。

放射線科基本理念

『優しさ、思いやりの心』

基本方針

1.患者様の質問にはできる範囲で説明します。

2.安全で確実な検査を目指します。

3.他部門と密な連携、協力を行います。

4.入室から退室まで、必ず見守ります。

5.日々の研鑽、人格の向上を目指します。

一般撮影

一般撮影は、胸部(肺など)、腹部(お腹)、全身の骨などのX線撮影、いわゆるレントゲン撮影を行っています。当院では、CR撮影(Computed Radiography)によるデジタル撮影を行っており、画質の向上と被ばく線量の軽減ができました。また、これらの画像は、各診察室や病棟などに画像観察用のモニターを配置し、モニターによる診断・診療ができる体制としています。

X線透視検査

X線透視検査では、食道、胃、大腸、胆のう、腎臓などの造影撮影を中心に行っています。その他、嚥下(飲み込みの状態)造影など、透視を行いながらの診断や治療の補助業務も行っています。
また、X線透視検査もデジタル撮影により、画質の向上と被ばくの低減ができます。

CT検査

2012年9月に16列マルチスライスCT(キャノン社製 Alexion Advance Edition)を導入しました。
このCT装置は16列の検出器を有することで一度に16枚の画像(マルチスライス)を得ることが可能となり、広範囲を短時間で撮影できるようになりました。結果、息を止める時間が短くなり、患者さまの負担を軽減することができました。また、通常の輪切り画像だけでなく、三次元画像や他の詳細な断面の表示も可能になりました。
それ以外にも最新の被ばく低減技術(AIDR3D)によって、患者さまの被ばくを最大で約62%も低減できるようになりました。その他、CTを利用した大腸の検査や内臓脂肪測定、肺気腫の検査などこれまで以上に患者さまに優しい、多くの検査を提供できるようになりました。

その他使用機器

ポータブル撮影装置
術後や病室から撮影室まで来ることができない患者さまのところへ移動式のX線撮影装置です。

外科用イメージ
手術室でX線の透視を利用した治療に使用します。主に整形外科の骨折治療などで利用します。

医用画像情報システム
各画像検査の画像を診察室や病棟で観察できるシステム(PACS)です。このシステムによりフィルムを現像する時間が短縮でき、患者さまの画像情報を早く見ることが可能となりました。

機器一覧

一般撮影装置
キャノンメディカル KSO-32S DS-PH-1

X線TV装置
キャノンメディカル Winscope 20/14(DBX-2400A/KXO-50XM)

X線CT装置
キャノンメディカル Alexion Advance Edition

外科用イメージ
キャノンメディカル SXT-1000A

ポータブル撮影装置
日立メディコ Sirius 130HP

放射線科ではこれらの機器を使用し、患者さまに『優しい、思いやりの心』で検査、画像を提供できるよう努めてまいります。

人生、愛が全て

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