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ボトックス療法とは?

「ボツリヌス毒素」というと美容整形の若返り・小じわ取りなどのプチ整形に使われていることをご存知の方も多いでしょう。ボツリヌス毒素はもっとも強力な天然物質のひとつで、筋肉の痙攣や緊張を和らげる作用があり、一度注射すると3~4カ月間効果が持続するといわれています。その安全性はアメリカで実証され現在では世界中で広く使われています。
ボツリヌスは7種類(A~G型)に分類されますが、「ボトックス」は最も作用が強いA型ボツリヌス毒素を商品化したものです。

ボトックス療法

当院では、脳卒中・頭部外傷・脊髄損傷および多発性硬化症などが原因で、筋肉が緊張しすぎて手足が動きにくい「痙縮」といわれる症状を対象としたボトックス治療を開始しました。痙縮が続くと筋肉が固まって関節の動きが制限され、リハビリテーションや介護に支障をきたします。
また20年以上も脳卒中の麻痺で歩けなかった男性が、ボトックス注射で歩けるようになったという報告例もありますので、「手足の関節が硬く突っ張って動かしにくい」あるいは「手足の突っ張りのせいでオムツ交換など介護の手間が大変」などお悩みの方はあきらめずぜひ一度ご相談ください。

痙縮とは?

上肢の痙縮
下肢の痙縮

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治療は外来で、一回あたり数分で完了し、注射後2~3日後から徐々に効果があられます。症状・病状に応じて、「ボトックス」を数ヶ所の身体の「ツボ」に注射していきます。これを3ヶ月をメドに繰り返します。 「ボトックス」についての詳しい情報は、メーカーサイトでもご確認ください。

ボトックスメーカーサイト

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